第35回・2026年
35PM031|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
2つ選択
歯科医療現場にみられるインシデント事例はどれか。2つ選べ。
解答・解説を見る
正解c・d
正答
c・d:探針を落としそうになった、口腔外確認中に研磨用ブラシが外れた
この問題のポイント
患者へ実害が生じたアクシデントと、事故に至らなかったインシデントを区別する問題です。『ヒヤリ・ハット』がインシデントです。
解説
インシデントは、誤った医療行為などが患者へ実施される前に気付いた、または実施されたが実害がなかった事例を指します。原因を個人の不注意だけに帰さず、報告して器材、手順、教育、環境の改善につなげることが再発予防になります。患者に傷害が発生した事例は一般にアクシデントとして扱います。
選択肢の確認
- a 診療所出口で転倒:受診に関連して患者へ実際の転倒が生じており、傷害の有無を評価すべきアクシデントです。
- b スケーラーで口唇を傷つけた:患者へ実害が発生しているため、インシデントだけには分類しません。
- c 探針を顔へ落としそうになった:落下前に回避され実害がないため、典型的なヒヤリ・ハットです。
- d 口腔外確認時にブラシが外れた:患者へ使用する前に発見され、事故には至っていないインシデントです。
覚えるポイント
インシデント報告の目的は処罰ではなく、重大事故の背後にある小さな兆候を共有してシステムを改善することです。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する(medixmatch2025@gmail.com)までお知らせください。確認して修正します。
解いた記録を残して、苦手な問題をもう一度。
学習アプリなら、この問題の解答記録・メモ・暗記カード化を使えます。