35PM055|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
模型上でマルチブラケット装置にアーチワイヤーを装着した時の写真を別に示す。 患者に装着する場合、頬粘膜の損傷を防ぐためにワイヤーに行うのはどれか。 2つ選べ

2つ選択
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正解: a・c
正答
a・c:屈曲、切断
この問題のポイント
マルチブラケット装置のアーチワイヤー遠心端による頬粘膜損傷を防ぐ処理を問う問題です。余剰部を切り、必要に応じて内側へ曲げます。
解説
アーチワイヤーの遠心端が最後方ブラケットやチューブから長く突出すると、頬粘膜を反復して刺し、潰瘍や疼痛を生じます。患者口腔内へ装着する際は適切な長さで遠心端を切断し、突出しないよう端を歯面側へ屈曲するディスタルエンドベンドを行います。処置後は頬を動かして接触がないか確認し、切断片の誤飲・吸引も防ぎます。
選択肢の確認
- a 屈曲:ワイヤー端を内側へ曲げ、粘膜へ刺さることを防ぐため適切です。
- b 結紮:ワイヤーをブラケットへ固定する操作ですが、遠心端の突出自体は解消しません。
- c 切断:余分な長さを除去して頬粘膜への接触を防ぎます。
- d 溶接:端部処理として口腔内で行う一般的手段ではありません。
覚えるポイント
装置装着後は『遠心端の突出、結紮線の向き、ブラケット脱離、咬合干渉』を指で触れながら確認します。