35PM056|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
4歳女児。下顎右側第一乳臼歯の痛みを主訴として保護者と来院した。2日前から痛みが増大しているという。診察の結果、急性歯髄炎と診断され、麻酔抜髄を行うことになった。浸潤麻酔後の口腔内写真を別に示す。次に行うのはどれか。1つ選べ。

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正解: d
正答
d:ラバーダム防湿
この問題のポイント
乳歯の麻酔抜髄で、局所麻酔後に治療野を確保する手順を問う問題です。切削・髄腔開拡の前にラバーダムを装着します。
解説
根管治療は唾液中細菌による汚染を避け、器具や薬液の誤飲・吸引を防ぐ必要があります。局所麻酔の奏効を確認したらラバーダム防湿を行い、隔離された術野でう蝕除去、髄腔開拡、抜髄へ進みます。小児では不安への配慮、クランプの安定、軟組織への圧迫、鼻呼吸の状態を確認し、分かりやすく説明します。
選択肢の確認
- a う蝕除去:必要な処置ですが、唾液汚染と器具事故を防ぐため防湿後に行います。
- b 根管貼薬:根管形成・洗浄後に必要に応じて行う段階で、直後ではありません。
- c 髄腔開拡:歯髄へアクセスする操作で、ラバーダム装着後に行います。
- d ラバーダム防湿:局所麻酔後、切削を始める前の適切な次手順です。
覚えるポイント
根管治療の基本は『麻酔確認→ラバーダム→う蝕除去・アクセス→根管処置』。防湿は感染制御と安全管理の両方に役立ちます。