35PM081|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
リスクファクターが歯周病と共通である疾患はどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・d
正答
a・d:肺癌、慢性閉塞性肺疾患
この問題のポイント
歯周病と共通する主要な修正可能リスク因子をもつ呼吸器疾患を選ぶ問題です。喫煙は歯周病、肺癌、COPDに共通します。
解説
喫煙は末梢血管収縮、好中球機能や免疫応答の変化、組織修復低下などを通して歯周病の発症・進行と治療反応に影響します。同時に、たばこ煙中の発癌物質は肺癌リスクを高め、慢性的な気道炎症と肺胞破壊はCOPDの主要原因になります。歯科受診は口腔所見や着色を契機に禁煙支援を始める機会です。
選択肢の確認
- a 肺癌:喫煙が主要な危険因子で、歯周病と共通します。
- b 中皮腫:代表的な危険因子は石綿曝露で、歯周病の主要リスク因子とは共通しません。
- c 肺結核:結核菌感染による疾患で、喫煙が経過へ影響し得ても病因の中心は感染です。
- d COPD:喫煙が最大の危険因子であり、歯周病と共通します。
覚えるポイント
歯周病の重要リスク因子は喫煙と糖尿病です。喫煙歴は本数だけでなく年数、禁煙経験、受動喫煙も確認します。