33AM073第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

歯周病のリスクファクターを図に示す。①の因子に含まれるのはどれか。2つ選べ。

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2つ選択
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正解: a・c

正答

a:栄養、c:ストレス

この問題のポイント

図は歯周病の成立を細菌因子、宿主因子、環境因子の重なりとして表しています。①には生活環境・行動や心理社会的条件に属する栄養とストレスが入ります。

解説

歯周炎は歯周病原性バイオフィルムだけで決まらず、宿主の炎症・免疫応答と、喫煙、栄養状態、心理的ストレスなどの環境・生活要因が相互作用して発症・進行します。栄養の偏りや不足は歯周組織の維持・修復や免疫機能に影響し、慢性的なストレスは神経内分泌・免疫系だけでなくセルフケア行動にも影響します。加齢は患者自身の生物学的特性として宿主因子に分類され、ブラキシズムは歯に加わる咬合性外傷の局所的・機械的因子として扱います。

選択肢の確認

  • a 栄養:食事内容や栄養状態は生活環境に関連し、組織修復や宿主防御へ影響する環境因子に分類されます。
  • b 加齢:年齢に伴う組織・免疫応答の変化や曝露期間に関わる患者固有の特性で、ここでは宿主因子として整理します。
  • c ストレス:心理社会的環境から生じ、内分泌・免疫反応や清掃行動を介して歯周病へ作用する環境因子です。
  • d ブラキシズム:歯ぎしり・食いしばりで歯周組織へ過大な力を加える局所的な機械因子で、①の環境因子とは区別します。

覚えるポイント

歯周病リスクは、細菌だけでなく「宿主」と「環境」の重なりで評価します。栄養・ストレス・喫煙など修正可能な要因は、医療面接から把握して支援につなげます。

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