33AM074|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
顎模型上のグレーシータイプキュレット操作の写真を別に示す。この器具で使用できるのはどれか。1つ選べ。

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正解: d
正答
d:上顎左側第二小臼歯口蓋側遠心面
この問題のポイント
写真ではミラー越しに上顎左側臼歯部の口蓋側を見ており、Gracey型キュレットの作業部は第二小臼歯の遠心面へ適合しています。歯種、左右、口蓋側、近遠心を順に読み取ります。
解説
Gracey型キュレットは一つの刃だけを使用する部位特異型器具です。写真では上顎左側第二小臼歯の口蓋側から器具を挿入し、終末シャンクを対象歯面とほぼ平行にして、丸いトウを遠心隣接面へ回り込ませています。この作業部と挿入方向なら、遠心隅角部を含む根面へ刃を適合できます。選択時には、刃先だけでなく終末シャンク、トウの向き、歯面に対する下部シャンクの位置を確認し、適切な作業部を用います。
選択肢の確認
- a 上顎右側犬歯唇側遠心面:前歯部で歯面形態と到達経路が異なり、写真の臼歯部遠心面用作業部をこの向きでは適合させません。
- b 下顎右側第二大臼歯頬側遠心面:同じ遠心面でも反対側・反対顎では、写真に示す一方の作業部と挿入方向の組合せが異なります。
- c 下顎左側第一大臼歯舌側中央部:中央部は隣接面へ回り込ませる操作を要せず、写真のトウを遠心面へ適合させた使用部位とは異なります。
- d 上顎左側第二小臼歯口蓋側遠心面:ミラー像で確認できる歯列・口蓋側進入と、作業部を遠心面へ回り込ませた状態に一致します。
覚えるポイント
Gracey型の写真判定では「対象歯」「頰舌側」「近遠心面」「終末シャンクの平行性」を分けて確認します。トウを隣接面へ十分に回り込ませて根面に適合させます。