第47回・2024年

47A015|第47回 救急救命士国家試験 過去問

内毒素が病原性に関わる細菌はどれか。1つ選べ。

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正解1

正答

1.緑膿菌

この問題のポイント

内毒素を持つのはグラム陰性菌で、選択肢の中では緑膿菌だけなので答えは1です。ほかの4つの菌は外毒素を出します。

解説

細菌の毒素には内毒素と外毒素があります。
内毒素(エンドトキシン)はグラム陰性菌の細胞壁の成分(リポ多糖)です。
菌が死んで壊れたときに放出され、発熱、血管拡張、血管透過性亢進、DICを起こして敗血症性ショックの原因になります。
緑膿菌はグラム陰性桿菌で、大腸菌と同じく内毒素を持ちます。
外毒素は菌が生きたまま分泌するタンパク質の毒です。
破傷風菌の毒素は筋肉の強直性けいれん、ボツリヌス菌は弛緩性麻痺、ジフテリア菌は心筋炎や神経麻痺、黄色ブドウ球菌は食中毒や毒素性ショック症候群を起こし、いずれも外毒素です。

選択肢の確認

1.緑膿菌:緑膿菌はグラム陰性菌で内毒素を持ちます。正答です。
2.破傷風菌:破傷風菌は外毒素(テタノスパスミン)を出します。
3.ジフテリア菌:ジフテリア菌は外毒素を出します。
4.ボツリヌス菌:ボツリヌス菌は外毒素を出します。
5.黄色ブドウ球菌:黄色ブドウ球菌は外毒素を出します。

覚えるポイント

「内毒素=グラム陰性菌の細胞壁(緑膿菌・大腸菌)→敗血症性ショック」「外毒素=破傷風・ボツリヌス・ジフテリア・ブドウ球菌」。

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