第46回・2023年
46A082|第46回 救急救命士国家試験 過去問
骨盤内感染症を来しやすい病原体はどれか。1つ選べ。
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正解4
正答
4.クラミジア
この問題のポイント
骨盤内感染症を起こしやすい病原体はクラミジアなので、答えは4です。性感染症であるクラミジアや淋菌が、子宮頸管から上へ広がって感染するからです。
解説
骨盤内感染症(骨盤内炎症性疾患:PID)は、子宮・卵管・卵巣などの感染です。クラミジア・トラコマチスや淋菌が子宮頸管から上行します。子宮内膜炎、卵管炎、卵管卵巣膿瘍、骨盤腹膜炎を起こします。下腹部痛、発熱、帯下(おりもの)の増加が主症状です。放置すると不妊や異所性妊娠の原因になります。真菌はカンジダ腟炎など外陰・腟の感染が主体で、結核菌による骨盤結核は稀です。スピロヘータは梅毒の原因ですが、骨盤内感染症の主因ではありません。
選択肢の確認
1.真菌:腟カンジダ症などが主で、骨盤内感染症の主因ではありません。
2.結核菌:骨盤内結核は稀です。
3.ウイルス:骨盤内感染症の主因ではありません。
4.クラミジア:骨盤内感染症の最も多い原因です。正答です。
5.スピロヘータ:梅毒の原因で、骨盤内感染症の主因ではありません。
覚えるポイント
「骨盤内感染症=クラミジア・淋菌(性感染症)」。若年女性の下腹部痛では異所性妊娠とともに考えます。
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