48A030|第48回 救急救命士国家試験 過去問
吸気において肋間筋の果たす割合が最も高くなるのはどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4.妊娠末期の女性
この問題のポイント
妊娠末期は増大した子宮が横隔膜を押し上げて横隔膜の動きが制限されるため、吸気における肋間筋(胸式呼吸)の割合が大きくなります。
解説
安静時の吸気は主に横隔膜が担い、肋間筋は補助的です。妊娠末期には子宮が横隔膜を挙上するため胸郭を広げる肋間筋の役割が増します。新生児は胸郭が柔らかく肋骨が水平なため腹式(横隔膜)呼吸が主体で、高齢者や成人男性も横隔膜が主です。下位頸髄損傷では肋間筋が麻痺し、横隔膜のみの腹式呼吸になります。
選択肢の確認
1.新生児:横隔膜による腹式呼吸が主体です。
2.高齢者:横隔膜が主体です。
3.成人男性:横隔膜が主体で腹式呼吸傾向です。
4.妊娠末期の女性:横隔膜が挙上され肋間筋の割合が高まります。正答です。
5.下位頸髄損傷の傷病者:肋間筋が麻痺し横隔膜のみで呼吸します。
覚えるポイント
「妊娠末期=胸式呼吸が増える」「頸髄損傷・新生児=腹式呼吸」。