47B024|第47回 救急救命士国家試験 過去問
吸気性の喘鳴を特徴とする疾患はどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4.急性喉頭蓋炎
この問題のポイント
吸気性喘鳴(ストライダー)は上気道の狭窄を示し、急性喉頭蓋炎、クループ、気道異物、アナフィラキシーの喉頭浮腫などでみられます。肺炎や肺気腫、喘息、慢性気管支炎は下気道の疾患です。
解説
急性喉頭蓋炎はインフルエンザ菌などによる喉頭蓋の細菌感染で、発熱、強い咽頭痛と嚥下痛、流涎、含み声、吸気性喘鳴を来し、数時間で気道が完全閉塞することがあります。舌圧子で喉を無理に見ると閉塞を誘発するため避け、坐位のまま刺激を最小限にして速やかに搬送します。喘息や慢性気管支炎は呼気性喘鳴が特徴です。
選択肢の確認
1.肺炎:下気道・肺胞の疾患で喘鳴は主症状ではありません。
2.肺気腫:下気道疾患で呼気延長が主です。
3.気管支喘息:呼気性喘鳴が特徴です。
4.急性喉頭蓋炎:上気道狭窄による吸気性喘鳴が特徴です。正答です。
5.慢性気管支炎:呼気性の異常が主体です。
覚えるポイント
「吸気性喘鳴=上気道(喉頭蓋炎・クループ・異物・喉頭浮腫)」「呼気性喘鳴=下気道(喘息・COPD)」。