第47回・2024年

47A030|第47回 救急救命士国家試験 過去問

吸気時に喘鳴が聴取される異常呼吸はどれか。1つ選べ。

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正解2

正答

2.陥没呼吸

この問題のポイント

息を吸うときのゼーゼー(吸気性喘鳴)は上気道が狭いサインで、そのとき一緒に見られるのが陥没呼吸です。答えは2です。

解説

上気道(喉頭より上)が狭くなると、息を吸うときに高い音の喘鳴(ストライダー)が出ます。
狭いところから必死に吸うので胸の中が強い陰圧になります。
その結果、鎖骨の上や肋骨の間、胸骨の上のくぼみがへこむ陥没呼吸が起こります。
奇異呼吸はフレイルチェスト(肋骨が複数折れて胸壁が逆に動く状態)でみられます。
口すぼめ呼吸はCOPDの人が息を吐きやすくする工夫です。
クスマウル呼吸は代謝性アシドーシスの深く大きい呼吸、チェーン・ストークス呼吸は脳の障害で起こる周期的な呼吸で、どれも吸気性喘鳴が特徴ではありません。

選択肢の確認

1.奇異呼吸:奇異呼吸はフレイルチェストでみられる胸郭の動きの異常です。
2.陥没呼吸:陥没呼吸は上気道狭窄で吸気性喘鳴とともにみられます。正答です。
3.口すぼめ呼吸:口すぼめ呼吸はCOPDでみられる呼気の工夫です。
4.クスマウル呼吸:クスマウル呼吸は代謝性アシドーシスの深い呼吸です。
5.チェーン・ストークス呼吸:チェーン・ストークス呼吸は周期的に強弱を繰り返す異常呼吸です。

覚えるポイント

「吸気性喘鳴+陥没呼吸=上気道狭窄(異物・喉頭蓋炎・クループ・アナフィラキシー)」。

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