第46回・2023年
46B011|第46回 救急救命士国家試験 過去問
吸気時に鎖骨上窩や肋間の陥凹がみられるのはどれか。1つ選べ。
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正解3
正答
3.上気道異物
この問題のポイント
上気道異物では吸うときに強い力が必要になり、鎖骨上窩や肋間が引き込まれるため、答えは3です。陥没呼吸は上気道が狭いサインです。
解説
上気道(のどや喉頭)が狭くなると、息を吸うときに胸の中が強い陰圧になります。すると胸壁の柔らかい部分(鎖骨上窩や肋間)が引き込まれて陥没します。これが陥没呼吸です。上気道異物はその代表で、吸気性喘鳴(ストライダー)を伴います。急性喉頭蓋炎やクループも同じ原因になります。気胸、無気肺、間質性肺炎、肺血栓塞栓症では呼吸困難はあっても上気道の狭窄はなく、陥没呼吸は典型的ではありません。
選択肢の確認
1.気胸:胸腔内の空気で肺がつぶれる病態で、陥没呼吸は典型的ではありません。
2.無気肺:肺の一部がつぶれる病態で、上気道狭窄はありません。
3.上気道異物:吸気努力の増大で陥没呼吸を来します。正答です。
4.間質性肺炎:拡散障害が主体で、上気道狭窄はありません。
5.肺血栓塞栓症:肺血流の障害で、上気道狭窄はありません。
覚えるポイント
「陥没呼吸・吸気性喘鳴=上気道狭窄(異物・喉頭蓋炎・クループ・アナフィラキシー)」。
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