46B011|第46回 救急救命士国家試験 過去問
吸気時に鎖骨上窩や肋間の陥凹がみられるのはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3.上気道異物
この問題のポイント
吸気時に鎖骨上窩や肋間が陥没する陥没呼吸は、上気道の狭窄で強い吸気努力が必要なときにみられます。上気道異物、急性喉頭蓋炎、クループなどが原因です。
解説
上気道が狭窄すると吸気時に胸腔内が強い陰圧になり、胸壁の柔らかい部分が引き込まれて陥没します。上気道異物はその代表で、吸気性喘鳴(ストライダー)を伴います。気胸や無気肺、間質性肺炎、肺血栓塞栓症では呼吸困難はあっても上気道の狭窄はなく、陥没呼吸は典型的ではありません。
選択肢の確認
1.気胸:胸腔内の空気による肺虚脱で、陥没呼吸は典型的ではありません。
2.無気肺:肺の一部の虚脱で上気道狭窄はありません。
3.上気道異物:吸気努力の増大で陥没呼吸を来します。正答です。
4.間質性肺炎:拡散障害が主体で上気道狭窄はありません。
5.肺血栓塞栓症:肺血流の障害で上気道狭窄はありません。
覚えるポイント
「陥没呼吸・吸気性喘鳴=上気道狭窄(異物・喉頭蓋炎・クループ・アナフィラキシー)」。