47A031|第47回 救急救命士国家試験 過去問
四肢からの大量出血に対する救急用ターニケットの使用について正しいのはどれか。1つ選べ。

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正解: 3
正答
3.出血部の5〜8cm中枢側に装着する。
この問題のポイント
救急用ターニケットは四肢の圧迫止血で制御できない大量出血に用い、出血部位より5〜8cm中枢側に装着し、出血が止まるまで巻き上げます。一度装着したら現場では緩めません。
解説
ターニケットは関節を避け、出血部の5〜8cm中枢側に装着し、出血が停止するまでロッドを回して固定します。装着時刻を記録し、医療機関に引き継ぐまで緩めません(緩めると出血と血栓・カリウムの流出による危険があります)。出血が持続する場合は2本目を1本目のすぐ中枢側に装着します。長時間搬送でも大量出血の制御が優先され、使用しない理由にはなりません。
選択肢の確認
1.30分毎に緩める:現場では緩めません。
2.長時間搬送の場合には使用しない:大量出血では搬送時間にかかわらず使用します。
3.出血部の5〜8cm中枢側に装着する:正しい装着位置です。正答です。
4.巻き上げロッドは出血が止まってからさらに半周回した位置で固定する:出血が止まった時点で固定します。
5.装着後も出血が持続する場合、2本目を1本目のすぐ末梢側に装着する:2本目は中枢側に装着します。
覚えるポイント
「ターニケット=出血部の5〜8cm中枢側・関節を避ける・止まるまで締める・時刻を記録・緩めない・2本目は中枢側」。