47B019|第47回 救急救命士国家試験 過去問
健常成人において大量出血の早期に増加するのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2.心拍数
この問題のポイント
大量出血の早期には、血圧を維持するための代償反応として交感神経が緊張し、心拍数が増加します。尿量、心拍出量、静脈還流量は減少し、収縮期血圧は代償期には保たれます。
解説
循環血液量が減ると静脈還流量と1回拍出量が低下し、心拍出量が減ります。これを補うために圧受容器反射で交感神経が興奮し、心拍数を増やして心拍出量を維持し、末梢血管を収縮させて血圧を保ちます。腎血流の減少で尿量は減ります。収縮期血圧は循環血液量の30%以上が失われて代償が破綻するまで維持されるため、頻脈が最も早い所見です。
選択肢の確認
1.尿量:腎血流の低下で減少します。
2.心拍数:代償反応として早期に増加します。正答です。
3.心拍出量:静脈還流の低下で減少します。
4.収縮期血圧:代償期には保たれ、増加はしません。
5.静脈還流量:出血で減少します。
覚えるポイント
「出血の早期サイン=頻脈・脈圧狭小・皮膚蒼白冷汗」「血圧低下は遅い」。