第49回・2026年

49A106|第49回 救急救命士国家試験 過去問

大量出血時に分泌が増加する下垂体後葉ホルモンはどれか。1つ選べ。

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正解4

正答

4.抗利尿ホルモン(ADH)

この問題のポイント

下垂体後葉から出るホルモンはADHとオキシトシンだけなので、答えは4です。大量出血で血圧が下がると、ADHの分泌が増えて体に水をためて血圧を保ちます。

解説

下垂体(脳の下にある小さな内分泌器官)は前葉と後葉に分かれます。
後葉から出るのは抗利尿ホルモン(ADH、別名バソプレシン)とオキシトシンの2つです。
大量出血で循環血液量(体を巡る血液の量)が減ると、ADHの分泌が増えます。
ADHは腎臓で水の再吸収を増やし、血管を収縮させて血圧を維持します。
ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)は前葉、コルチゾールは副腎皮質から出ます。
ノルアドレナリンは副腎髄質と交感神経、レニンは腎臓から出ます。これらも出血時に増えますが、後葉ホルモンではありません。

選択肢の確認

1.レニン:腎臓から分泌されるので、下垂体後葉ホルモンではありません。
2.コルチゾール:副腎皮質から分泌されるので違います。
3.ノルアドレナリン:副腎髄質と交感神経から分泌されるので違います。
4.抗利尿ホルモン(ADH):下垂体後葉ホルモンで、出血時に分泌が増えます。正答です。
5.副腎皮質刺激ホルモン(ACTH):下垂体前葉から分泌されるので違います。

覚えるポイント

「下垂体後葉=ADH(バソプレシン)・オキシトシン」「前葉=ACTH・成長ホルモンなど」。

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