48B018|第48回 救急救命士国家試験 過去問
乳酸リンゲル液を投与する主たる目的はどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4.血管内容量の増加
この問題のポイント
乳酸リンゲル液は細胞外液と同じ組成の等張液で、静脈内に投与すると血管内の容量を増やし、出血やショックで低下した循環血液量を補うことが主な目的です。
解説
救急救命士が行う静脈路確保と乳酸リンゲル液の投与は、心肺機能停止例や、増悪するショック・クラッシュ症候群の傷病者に対して循環血液量を補い血圧を維持するために行います。乳酸リンゲル液にブドウ糖は含まれず栄養補給や血糖上昇の目的はなく、乳酸は補充のためではなく肝臓で重炭酸に代謝されてアシドーシスを補正する役割です。アルカローシスの補正には用いません。
選択肢の確認
1.栄養の補給:ブドウ糖やアミノ酸を含まず栄養補給にはなりません。
2.乳酸の補充:乳酸はアシドーシス補正のために含まれています。
3.血糖値の上昇:ブドウ糖を含みません。
4.血管内容量の増加:循環血液量を補う主目的です。正答です。
5.アルカローシスの補正:むしろアシドーシスを補正します。
覚えるポイント
「乳酸リンゲル液=細胞外液補充液、循環血液量の維持が目的、乳酸はアシドーシス補正」。