第49回・2026年
49A082|第49回 救急救命士国家試験 過去問
食道静脈瘤破裂を生じる傷病者の身体的特徴はどれか。1つ選べ。
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正解2
正答
2.手掌紅斑
この問題のポイント
食道静脈瘤は肝硬変の人にできるので、肝硬変の所見である手掌紅斑が答えの2です。ほかの4つは別の病気の所見です。
解説
肝硬変になると肝臓へ流れ込む門脈の圧が高くなります(門脈圧亢進)。
行き場を失った血液が食道の静脈に回り、太く膨らんだのが食道静脈瘤です。
だから静脈瘤が破裂する傷病者には肝硬変の身体所見があります。
手掌紅斑は、肝臓でエストロゲンを分解できず手のひらが赤くなる所見です。
ほかにクモ状血管腫、黄疸、腹水、女性化乳房、腹壁静脈怒張も見られます。
ばち状指は慢性の低酸素、眼球突出はバセドウ病、頸静脈怒張は右心不全の所見です。
選択肢の確認
1.肥満:肝硬変ではむしろるいそうが見られます。
2.手掌紅斑:肝硬変の身体所見です。正答です。
3.ばち状指:慢性低酸素(慢性呼吸器疾患・先天性心疾患)の所見です。
4.眼球突出:バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の所見です。
5.頸静脈怒張:右心不全の所見です。
覚えるポイント
「肝硬変の身体所見=手掌紅斑・クモ状血管腫・黄疸・腹水・女性化乳房・腹壁静脈怒張」。
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