Y2026M04E1Q2|第2026年4月公表(第一種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問
厚生労働大臣が定める規格を具備しなければ、譲渡し、貸与し、又は設置してはならない機械等に該当するものは、次のうちどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、厚生労働大臣が定める規格を具備しなければ、譲渡、貸与、設置ができない機械等を確認します。
保護具や測定器が並んでいますが、すべてが同じ扱いではありません。法令上の規格対象として問われているものを選びます。
解説
防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具は、労働者の呼吸域に清浄な空気を供給し、粉じんばく露を低減するための重要な保護具です。
このような保護具は、性能が不十分だと有害物質の吸入防止に直結して問題が生じます。そのため、厚生労働大臣が定める規格を具備したものでなければ、譲渡、貸与、設置ができないものとして扱われます。
衛生管理者としては、保護具を単に配るだけでなく、法令上の規格に適合しているか、作業内容に合っているか、点検・保管・教育が行われているかを確認します。
選択肢の確認
1.防振手袋
誤り。
振動障害対策として重要な保護具ですが、この問題で問われている、厚生労働大臣が定める規格を具備しなければ譲渡等ができない機械等には該当しません。
2.硫化水素用防毒マスク
誤り。
硫化水素ばく露対策では呼吸用保護具の選定が重要ですが、この設問の正答となる規格対象は、防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具です。
3.防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具
正しい。
防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具は、厚生労働大臣が定める規格を具備しなければ、譲渡、貸与、設置してはならない機械等に該当します。
4.検知管方式による一酸化炭素検定器
誤り。
一酸化炭素の測定は中毒防止のために重要ですが、この問題で問われている規格対象としては該当しません。
5.放射線測定器
誤り。
放射線業務では測定器による管理が重要ですが、この問題の選択肢の中で、該当するものは防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具です。
覚えるポイント
- 規格対象の機械等は、譲渡、貸与、設置の段階で規格適合が問題になります。
- 呼吸用保護具は、作業内容と有害要因に合ったものを選ぶ必要があります。
- 衛生管理者は、保護具の規格適合、使用教育、保守管理をセットで確認します。