Y2026M04E1Q27第2026年4月公表(第一種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問

第一種関係法令(一般)労働基準法(労働時間・休憩・休日)

労働基準法に基づく労使協定による時間外・休日労働に関する次の文中の[ ]内に入れるAからDの数値の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。 ただし、労使協定とは、「労働者の過半数で組織する労働組合(その労働組合がない場合は労働者の過半数を代表する者)と使用者との書面による協定」をいうものとし、労働時間に関する適用猶予及び適用除外はないものとする。 「労使協定による時間外労働の限度時間は、変形労働時間制が適用されていない労働者については、1か月について[ A ]時間、1年について[ B ]時間とされている。 ただし、事業場において通常予見することのできない業務量の大幅な増加等に伴い、臨時的に限度時間を超えて労働させる必要がある場合には、1か月について時間外労働と休日労働の合計時間を[ C ]時間未満、1年について時間外労働の時間を[ D ]時間を超えない範囲とすることができる。」 A B C D

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、36協定による時間外労働の限度時間と、特別条項付き36協定の場合の上限が問われています。

A、B、C、Dは問題文中の空欄記号です。選択肢番号と混同しないようにします。

解説

労働基準法では、使用者が労働者に法定労働時間を超えて労働させ、又は法定休日に労働させるには、労使協定、いわゆる36協定が必要です。

変形労働時間制が適用されていない労働者について、時間外労働の限度時間は、原則として次のとおりです。

  • 1か月:45時間
  • 1年:360時間

臨時的な特別の事情があり、特別条項付き36協定を締結する場合でも、次の上限があります。

  • 1か月の時間外労働と休日労働の合計:100時間未満
  • 1年の時間外労働:720時間以内

したがって、Aは45、Bは360、Cは100、Dは720です。

ひっかけポイント
Cは「100時間以下」ではなく「100時間未満」です。また、Dの720時間は、時間外労働の1年の上限です。

労務管理のポイント
衛生管理者としては、36協定の数値を暗記するだけでなく、長時間労働が健康障害につながることを理解し、面接指導、産業医への相談、衛生委員会での調査審議につなげます。

選択肢の確認

1.45 270 80 360。
誤り。
Aの45時間は正しいですが、Bは270時間ではなく360時間、Cは80時間ではなく100時間未満、Dは360時間ではなく720時間です。

2.45 360 80 720。
誤り。
A、B、Dは合っていますが、Cが誤りです。特別条項付きの場合、1か月の時間外労働と休日労働の合計は100時間未満です。

3.45 360 100 720。
正しい組合せである。
Aは45時間、Bは360時間、Cは100時間未満、Dは720時間です。変形労働時間制が適用されていない場合の限度時間と、特別条項付き36協定の上限に合っています。

4.80 720 100 960。
誤り。
AとBが誤りです。通常の限度時間は、1か月45時間、1年360時間です。また、Dも960時間ではなく720時間です。

5.80 720 120 960。
誤り。
A、B、C、Dのいずれもこの問題の条件に合いません。Cは120時間ではなく100時間未満、Dは960時間ではなく720時間です。

覚えるポイント

  • 通常の時間外労働の限度時間は、1か月45時間、1年360時間です。
  • 特別条項付きでも、時間外労働と休日労働の合計は1か月100時間未満です。
  • 特別条項付きでも、1年の時間外労働は720時間以内です。
  • 「未満」「以内」「以下」の違いに注意します。

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