34PM70|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学リハビリテーション医学物理療法・杖・運動指導
骨粗鬆症患者の運動指導で適切でないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、骨粗鬆症患者への運動指導で避けるべき動作が問われています。
骨粗鬆症では、椎体圧迫骨折を防ぐために、強い体幹前屈や急なねじり動作に注意します。
解説
骨粗鬆症では骨密度が低下し、軽い外力でも骨折しやすくなります。特に脊椎椎体、大腿骨近位部、橈骨遠位端、上腕骨近位端の骨折が重要です。
運動指導では、骨に適度な刺激を与えるウォーキング、下肢筋力訓練、立ち上がり動作、バランス訓練などが有用です。転倒予防にもつながります。
一方、体幹前屈運動は脊椎椎体への圧縮ストレスを高め、椎体圧迫骨折の危険を増やすことがあります。したがって、骨粗鬆症患者への運動指導としては適切ではありません。
施術現場での注意点
骨粗鬆症患者では、転倒予防と脊椎圧迫骨折予防が重要です。前屈、急な回旋、重量物を持ち上げる動作は注意して指導します。
選択肢の確認
1.立ち上がり動作
適切です。
立ち上がり動作は下肢筋力やバランス能力の維持に役立ちます。転倒予防にもつながるため、状態に応じて指導します。
2.ウォーキング
適切です。
ウォーキングは荷重運動であり、骨への刺激、筋力維持、心肺機能維持に役立ちます。無理のない範囲で行うことが重要です。
3.体幹前屈運動
正答。適切ではありません。
体幹前屈運動は脊椎椎体への圧縮負荷を高め、椎体圧迫骨折のリスクを増やすことがあります。骨粗鬆症患者では避けるべき運動です。
4.坐位で下肢筋のストレッチ
適切です。
坐位で安全に行う下肢筋のストレッチは、柔軟性維持や転倒予防に役立ちます。疼痛や姿勢に注意して行います。
覚えるポイント
- 骨粗鬆症では椎体圧迫骨折に注意する。
- 強い体幹前屈運動は避ける。
- ウォーキングや立ち上がり動作は転倒予防に役立つ。
- 運動指導では安全性、疼痛、転倒リスクを確認する。