34PM71|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学身体機能評価全身関節弛緩性
全身関節弛緩性テストで陽性所見はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、全身関節弛緩性テストで陽性と判断する所見が問われています。
関節弛緩性では、通常より大きく関節が動く過可動性を確認します。
解説
全身関節弛緩性テストでは、肘、膝、手関節、足関節、脊柱、股関節、肩関節などの過可動性を確認します。
膝関節では、背臥位で膝が過伸展し、10度以上反張する場合に陽性所見として扱われます。
スポーツ外傷では、関節弛緩性があると捻挫や靱帯損傷、反復性脱臼などのリスクに関係することがあります。評価では、左右差だけでなく全身的な関節のゆるさも確認します。
鑑別のポイント
関節可動域が大きいことは柔軟性とは限りません。靱帯性のゆるさ、筋力、姿勢制御、疼痛の有無を合わせて判断します。
選択肢の確認
1.膝を伸ばして身体を前屈して指先が床に届く。
誤り。
体前屈では、指先ではなく手掌が床につく程度など、より明確な過可動性が陽性所見として扱われます。指先が床に届くだけでは陽性所見としては不十分です。
2.踵をつけてつま先が120度以上開く。
誤り。
股関節外旋の弛緩性評価では、より大きな開きが問題になります。120度以上では陽性所見としては適切ではありません。
3.足関節が20度以上背屈する。
誤り。
足関節背屈20度は正常範囲としてみられることがあります。全身関節弛緩性の陽性所見としては不十分です。
4.背臥位で膝が10度以上反張する。
正しい。
膝関節が背臥位で10度以上反張する場合は、関節弛緩性テストの陽性所見として扱われます。
覚えるポイント
- 全身関節弛緩性テストでは関節の過可動性を確認する。
- 膝では10度以上の反張が陽性所見として重要。
- 関節弛緩性は捻挫、靱帯損傷、反復性脱臼のリスク評価に役立つ。
- 柔軟性と関節弛緩性は同じ意味ではない。