113B11|第113回 医師国家試験 過去問
救急外来を受診した感染症が疑われる患者で敗血症の存在を考慮する評価項目として、意識レベルとともに有用なのはどれか。
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正解: e
正答
e 血圧と呼吸数
この問題のポイント
感染症が疑われる患者のベッドサイド評価として、qSOFAは意識状態・収縮期血圧・呼吸数を用います。体温と脈拍はこの3項目に含みません。
解説
qSOFAでは呼吸数22/分以上、収縮期血圧100mmHg以下、意識状態の変化を各1点として評価します。複雑な採血を待たずに、循環・呼吸・中枢神経の状態から不良転帰の危険を拾い上げるための簡便な指標です。
ただしqSOFAだけで敗血症を診断したり除外したりはできません。感染に伴う臓器障害、血液検査、乳酸値、尿量などを総合して判断します。発熱や頻脈も感染評価で重要ですが、本問の「意識レベルとともに」という組合せでは血圧と呼吸数を選びます。
選択肢の確認
a 体温と脈拍
誤り。発熱と頻脈は感染の重要所見ですが、qSOFAの項目には入りません。
b 体温と血圧
誤り。血圧は該当しますが、体温ではなく呼吸数を組み合わせます。
c 脈拍と血圧
誤り。血圧は該当しますが、脈拍はqSOFAの加点項目ではありません。
d 脈拍と呼吸数
誤り。呼吸数は該当しますが、脈拍ではなく収縮期血圧を用います。
e 血圧と呼吸数
正しい。収縮期血圧と呼吸数を意識状態に加え、qSOFAの3項目を評価します。
覚えるポイント
- qSOFA:呼吸数22以上、収縮期血圧100以下、意識変化。
- 低いスコアでも、敗血症や重症感染症を否定しません。
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