113B2|第113回 医師国家試験 過去問
ヘルシンキ宣言で述べられているのはどれか。
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正解: c
正答
c 人を対象とする医学研究の倫理原則
この問題のポイント
ヘルシンキ宣言は、人を対象とする医学研究の倫理原則を示します。健康の定義や公衆衛生の理念を示す宣言とは区別します。
解説
世界医師会が採択したヘルシンキ宣言は、研究参加者の権利・健康・利益を守り、科学的・倫理的に妥当な研究を行うための原則です。研究計画の倫理審査、利益とリスクの評価、自由意思による同意、プライバシー保護などが含まれます。
研究で新しい知識を得る利益があっても、参加する個人への配慮が不要になるわけではありません。識別可能な人の試料やデータを使う研究も対象に含まれます。改訂が重ねられていますが、人を対象とする医学研究を扱うという本問の対応関係は変わりません。
選択肢の確認
a 安楽死の条件
誤り。安楽死の実施条件を規定する宣言ではありません。研究参加者を守る倫理原則を示します。
b 健康の定義
誤り。健康の定義はWHO憲章の前文に関係します。ヘルシンキ宣言の中心ではありません。
c 人を対象とする医学研究の倫理原則
正しい。人を対象とする医学研究において、参加者の権利や安全を守る倫理原則です。
d プライマリヘルスケア
誤り。プライマリヘルスケアの代表的な宣言はアルマ・アタ宣言です。
e ヘルスプロモーション
誤り。ヘルスプロモーションの代表的文書はオタワ憲章です。
覚えるポイント
- ヘルシンキ=医学研究、アルマ・アタ=プライマリヘルスケア、オタワ=ヘルスプロモーション。
- 医学研究は科学的価値と参加者の保護の両方が必要です。
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