117F70|第117回 医師国家試験 過去問
総合診療・救急・ケアリハビリテーション脳卒中・神経リハ
薬物療法で改善しない症状に対して、在宅生活を継続するために必要なのはどれか。3つ選べ。
3つ選択
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正解: a・b・c
正解
- a 嚥下訓練
- b 住宅改修
- c 歩行訓練
解説
Parkinson病 では、薬物療法で改善しきれない症状として
- 嚥下障害
- 歩行障害
- 転倒しやすさ
- すくみ足
が残ることがあります。
在宅生活を続けるためには、薬物だけでなく リハビリテーション と 生活環境調整 が重要です。
各選択肢の検討
a 嚥下訓練
適切です。
この症例では 摂食時のむせこみ があり、誤嚥や肺炎の予防のためにも嚥下訓練が必要です。
b 住宅改修
適切です。
転倒予防のために、手すり設置、段差解消、動線の見直しなどの住宅改修が在宅継続に直結します。
c 歩行訓練
適切です。
すくみ足や歩行障害に対して、理学療法による歩行訓練は重要です。
外的キューを使った訓練なども有用です。
d 失語症訓練
不適切です。
Parkinson病 では小声や構音の問題はありえますが、典型的な問題は 失語症 ではありません。
e 短下肢装具
不適切です。
短下肢装具は下垂足や麻痺性歩行などで用いることが多く、Parkinson病 のすくみ足や姿勢反射障害への基本対応ではありません。
国試での判断軸
この問題は、薬で治らない症状にどう対応するか を問っています。
Parkinson病 では、治療の中心は薬物だけではなく、
- リハビリ
- 環境調整
- 誤嚥予防
- 転倒予防
まで含めて考えることが大切です。
覚えるポイント
- むせ があれば嚥下訓練
- 転倒しやすい なら住宅改修
- すくみ足、歩行障害 には歩行訓練
- 失語症訓練や短下肢装具は本症例の中心ではない