28PM7|第28回 精神保健福祉士国家試験 過去問
次の記述のうち、「令和5年患者調査」(厚生労働省)における精神疾患を有する患者の状況として、正しいものを1つ選びなさい。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
令和5年患者調査について、精神疾患を有する患者の入院期間、年齢、疾患別構成、総患者数を区別します。基準年と母集団を固定して判断します。
解説
患者調査は医療施設を利用する患者の状況を把握する厚生労働省の基幹統計です。令和5年調査では、精神疾患を有する入院患者のうち在院期間が1年以上の者が半数以上であり、長期入院がなお大きな課題であることから1が正答です。外来では気分[感情]障害などが多く、入院では統合失調症等の構成が大きい点を取り違えないようにします。また、高齢者の割合や総患者数について、印象だけで「8割」「400万人未満」と判断せず、公表表の分母と区分を確認します。
選択肢の確認
1.入院患者のうち、1年以上の在院者が半数以上を占める。
正しい。令和5年患者調査で、精神疾患を有する入院患者の在院期間別構成を読むと半数以上です。
2.外来患者で最も多い疾患は、「統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害」である。
誤り。外来患者で最も多い疾患区分ではなく、入院患者の構成と混同しています。
3.入院患者のうち、65歳以上の者が8割を占める。
誤り。高齢の入院患者は多いものの、65歳以上が8割という記述にはなりません。
4.総患者数は400万人を下回っている。
誤り。調査から推計される精神疾患の総患者数は400万人を上回っています。
5.入院患者で最も多い疾患は、「気分[感情]障害(躁うつ病を含む)」である。
誤り。入院患者では統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害の区分が最も多く、外来の傾向との混同です。
覚えるポイント
統計問題は「令和5年」「入院か外来か」「人数か割合か」「在院期間か疾患別か」を先に囲みます。地域移行支援を考える際にも長期入院の実態が基礎になります。