28PM8|第28回 精神保健福祉士国家試験 過去問
「精神保健福祉法」において「精神科病院の管理者は、精神障害者を入院させる場合においては、本人の同意に基づいて入院が行われるように努めなければならない」と定められている。次のうち、この入院形態として、正しいものを1つ選びなさい。 (注) 「精神保健福祉法」とは、「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」のことである。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
本人の同意に基づく入院を最優先するという精神保健福祉法の原則から、入院形態を特定します。本人の自由意思によるものは任意入院です。
解説
精神保健福祉法は、精神科病院の管理者に対し、入院時には本人の同意に基づく入院となるよう努めることを定めています。本人が入院に同意して行われる任意入院が該当します。措置入院、緊急措置入院、医療保護入院、応急入院はいずれも法定要件の下で本人同意がない場合にも行われ得る非自発的入院です。名称だけでなく、誰の診察・判断・同意が必要か、緊急性と期間、権利告知や退院請求の保障を区別します。必要な制限は最小限でなければならず、精神保健福祉士は本人の意思表明と権利擁護を支えます。
選択肢の確認
1.措置入院
誤り。自傷他害のおそれについて指定医の診察等を経て都道府県知事等が行う入院で、本人同意に基づく形態ではありません。
2.緊急措置入院
誤り。急速を要し通常の措置手続を採れない場合の法定入院で、任意入院とは異なります。
3.医療保護入院
誤り。本人同意が得られない場合に、指定医の診察と法定の同意等により行われる入院です。
4.応急入院
誤り。急速を要し、家族等の同意を得られない場合の短期間の入院で、本人同意によるものではありません。
5.任意入院
正しい。本人の同意に基づいて行われる入院形態です。
覚えるポイント
任意入院は本人同意が軸です。非自発的入院は例外として要件を厳格に確認し、本人への説明、退院請求などの権利を保障します。