107AM029第107回 助産師国家試験 過去問

就労している妊婦が「産前休業を申請した後、上司から『こんな忙しいときに産前休業を取るなんて、周りはとても迷惑する』と何度も言われています。これはハラスメントではないでしょうか」と相談した。このような上司からの言動の防止措置を定めた法律はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

妊娠・出産や産前産後休業の取得に関する職場の不利益取扱い・ハラスメント防止措置は、男女雇用機会均等法の枠組みです。

解説

事業主は、妊娠・出産、産前産後休業などを理由とする不利益取扱いをしてはならず、これらに関する上司・同僚の言動で就業環境が害されないよう、相談体制整備や再発防止など必要な雇用管理上の措置を講じます。本例は産前休業の申請を理由に上司が反復して責める言動であり、この防止措置を定める男女雇用機会均等法が該当します。労働基準法は産前産後休業自体などの労働条件を定めますが、問われているハラスメント防止措置の根拠とは区別します。育児・介護休業法は育児休業等に関するハラスメントの枠組みです。

選択肢の確認

1.地域保健法:保健所・市町村保健センター等の地域保健体制を定める法律です。
2.母子保健法:母子健康手帳、健康診査、保健指導など母子保健施策を定めます。
3.労働基準法:産前産後休業等の基礎を定めますが、本問の言動防止措置を直接問う答えではありません。
4.雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律〈男女雇用機会均等法〉:妊娠・出産等に関するハラスメント防止措置の根拠であり正しいです。
5.育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律〈育児・介護休業法〉:育児・介護休業等を対象とし、本例の産前休業とは法的場面が異なります。

覚えるポイント

産前産後休業は労働基準法、妊娠・出産等ハラスメント防止は男女雇用機会均等法、育児休業等は育児・介護休業法と整理します。

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