107PM041第107回 助産師国家試験 過去問

次の文を読み39~41の問いに答えよ。A助産所では、妊婦健康診査で通院している妊婦のパートナーを対象に「パパクラス」を開催することになった。内容を検討するため、事前に参加希望者に「パパクラス」への受講理由を確認した。受講理由には「妻から沐浴して欲しいと言われているが、具体的な方法が分からない」、「赤ちゃんを触ったことがないので、お風呂で動かれた時にどうしたらよいか分からない」があった。そこで、「パパクラス」は、参加者に沐浴を体験してもらうことを目的とした。助産師が沐浴のデモンストレーションを行い、参加者に体験してもらうことを計画した。クラス終了後、参加者から「沐浴以外にもっと育児のことが知りたい」、「実際に子どもがいる生活はどのような感じになるのか知りたい」という意見が寄せられた。そこで、このクラスの参加者を対象に次のクラスを開催することにした。次のクラスでは、ピア・エデュケーションの方法を取り入れることにした。次のクラスの講師で最も適切なのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

ピア・エデュケーションは、立場や経験の近い仲間が自らの体験を生かして学び合う方法であるため、参加者と同じ父親の立場にある子育て中の父親が適する。

解説

参加者は、育児の知識だけでなく「実際に子どもがいる生活」を知りたいと希望している。子育て中の父親なら、仕事との両立、夫婦の役割調整、日常の具体的工夫を同じ立場から共有でき、参加者も自分の生活へ引き寄せて考えやすい。専門職による講義は正確な知識提供に有用だが、同じ属性・経験をもつ仲間による相互作用というピアの特徴とは異なる。

選択肢の確認

1.保育士:乳幼児保育の専門家だが、父親という共通の立場から生活経験を伝えるピアではない。
2.小児科医:児の健康について専門知識を提供できるが、参加者と同じ子育て中の父親とは限らない。
3.子育て中の父親:参加者と立場が近く、実際の育児生活と対処の経験を共有できる適切なピアである。
4.母子保健推進員:地域活動を支える役割だが、本クラスの参加者と同じ父親経験をもつことは要件でない。

覚えるポイント

ピアは「同じ立場・共通経験」が核。専門家から教わる教育と、仲間同士で学び合う教育を区別する。

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