108AM034第108回 助産師国家試験 過去問

妊娠の成立に関して正しいのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: 2・3

正答

2、3

この問題のポイント

排卵後12~24時間の卵子に精子が到達し、細胞質と核が融合して受精卵が成立する。

解説

排卵された卵子の受精可能時間は概ね12~24時間で、精子は女性生殖路内で数日生存し得る。受精では精子と卵子の細胞膜が融合し、雌雄前核が合一して新しい個体の染色体構成が生じる。排卵後の卵胞は黄体となり、LHの作用を受けて主にプロゲステロンを分泌するがLH自体を産生しない。受精卵は分割して桑実胚を経て胚盤胞となり、排卵後約6~7日、分泌期子宮内膜へ着床を開始する。

選択肢の確認

1.排卵後の卵胞は黄体形成ホルモン〈LH〉を産生する。:排卵後の卵胞は黄体となりプロゲステロンを産生するが、LHは下垂体前葉から分泌される。
2.受精は排卵の12~24時間後に行われる。:卵子の受精可能時間は排卵後およそ12~24時間である。
3.受精とは精子と卵子が結合し細胞質と核が融合することである。:精子と卵子が結合し、細胞質・核が融合して受精卵となる正しい説明である。
4.受精卵は桑実胚期に着床する。:着床を開始するのは透明帯から孵化した胚盤胞期で、桑実胚期ではない。
5.子宮内膜の増殖期に受精卵が着床する。:着床するのはプロゲステロン作用下の分泌期内膜で、増殖期ではない。

覚えるポイント

受精は排卵後12~24時間、着床は胚盤胞が分泌期内膜へ排卵後約1週で始める。

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