108PM005|第108回 助産師国家試験 過去問
妊娠に伴う呼吸数と機能的残気量の変化の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
妊娠では酸素需要と分時換気量が増える一方、増大子宮による横隔膜押し上げで機能的残気量は低下します。
解説
プロゲステロンによる呼吸中枢刺激と母体・胎児の代謝需要の増加により、妊娠中は換気が亢進し、呼吸数は増加方向に変化します。分時換気量の増加には特に一回換気量の増加が大きく寄与します。その一方で、子宮増大で横隔膜が頭側へ持ち上げられ、呼気予備量と残気量が減るため機能的残気量は低下します。
選択肢の確認
1.増加する。 ― 増加する。:妊娠中は機能的残気量が増えるのではなく、横隔膜の押し上げによって低下します。
2.増加する。 ― 低下する。:呼吸数は増加方向、機能的残気量は低下方向であり、妊娠時の組合せに一致します。
3.低下する。 ― 増加する。:呼吸数を低下とする点と、機能的残気量を増加とする点の両方が妊娠変化と逆です。
4.低下する。 ― 低下する。:機能的残気量の低下は正しいものの、呼吸数が低下するとする組合せは適切ではありません。
覚えるポイント
妊娠の呼吸は「換気亢進」と「横隔膜上昇によるFRC低下」を対で覚えます。