109AM027|第109回 助産師国家試験 過去問
Aさん(40歳、初妊婦)は妊娠11週0日。染色体異常を心配して夫と共に産婦人科クリニックを受診した。夫婦への説明の内容で正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
出生時年齢40歳のDown症候群リスクはおよそ1%で、スクリーニング検査と確定検査を分けて説明する。
解説
母体年齢が高くなると染色体数的異常の頻度は上昇し、40歳のDown症候群発生リスクは概ね100人に1人、約1%と説明できる。母体血を用いるNIPTなどは確率を評価するスクリーニングで、陽性でも確定ではない。超音波所見もリスク評価に有用だが確定診断にはならない。確定には絨毛検査や羊水検査で胎児由来細胞の染色体を調べる。検査の目的、時期、流産リスク、結果後の選択を非指示的に支援する。
選択肢の確認
1.母親の血液検査で染色体異常の確定診断ができる。:母体血検査はスクリーニングであり、陽性時は侵襲的検査で確認する。
2.先天性疾患の約60%は染色体異常によって起こる。:先天性疾患の原因は多様で、染色体異常が約60%を占めるとはいえない。
3.胎児の超音波検査で染色体異常の確定診断ができる。:形態やソフトマーカーを評価できるが、染色体異常の確定はできない。
4.染色体異常の確定をするためには、夫婦の染色体検査が必要である。:胎児の確定診断には胎児由来細胞を調べ、夫婦の検査だけでは確定しない。
5.母体の年齢からのDown〈ダウン〉症候群の発生リスクは約1%である。:40歳では年齢に基づく発生リスクがおよそ1%となる。
覚えるポイント
40歳のDown症候群リスクは約1%。母体血・超音波はスクリーニング、絨毛・羊水は確定検査。