108AM014第108回 助産師国家試験 過去問

Aさん(初妊婦)は、自宅で妊娠反応が陽性となり、産婦人科クリニックを受診した。Aさんは「最終月経から約10週経過していると思うが、記憶が曖昧」と話す。胎児超音波検査の写真(別冊No. 3)を別に示す。妊娠週数を確定するために計測する部位はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

最終月経が不確かな妊娠初期は、胎児の頭殿長〈CRL〉を計測して妊娠週数・予定日を決める。

解説

実画像③の矢印は胎児の頭頂部から臀部までを長軸に沿って結び、四肢や卵黄囊を含めない頭殿長を示す。妊娠初期のCRLは個体差が比較的小さく、最終月経が不明確な場合の週数決定に適する。①は胎児頭部付近の短い斜径、②は胎児・周囲の短い縦径、④は胎囊全体を横切る長径で、約10週の週数確定に最も適した計測ではない。胎児を中立位に描出し、頭頂と臀部の最大直線距離を測る。

選択肢の確認

1.①:①は頭部付近の短い径を示し、胎児全長であるCRLになっていない。
2.②:②は胎児体軸に沿わない短い縦方向の距離で、頭殿長ではない。
3.③:③は頭頂から臀部までを胎児長軸に沿って測るCRLで、妊娠初期の週数確定に用いる。
4.④:④は胎囊を横断する距離であり、胎児が描出された約10週ではCRLを優先する。

覚えるポイント

妊娠初期の予定日決定はCRL。頭頂から臀部までを中立位で測り、四肢は含めない。

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