109AM028|第109回 助産師国家試験 過去問
免疫学的妊娠反応検査で検出するホルモンはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
市販の妊娠反応検査は、着床後に絨毛から分泌され尿・血中に増加するhCGを抗原抗体反応で検出する。
解説
hCGは着床後に絨毛の合胞体栄養膜から分泌され、黄体を維持してプロゲステロン分泌を支える。免疫学的妊娠反応検査ではhCGに対する抗体を用い、主に尿中hCGを検出する。陽性でも子宮内の正常妊娠を確定するものではなく、月経歴、超音波、血中hCG推移などで評価する。エストロゲン、プロゲステロン、コルチゾール、hPLは妊娠に関係するが、この検査の標的ではない。
選択肢の確認
1.エストロゲン:妊娠中に増加するが、一般的な免疫学的妊娠反応検査の検出対象ではない。
2.コルチゾール:副腎皮質ホルモンであり、妊娠成立を判定する標的ホルモンではない。
3.プロゲステロン:妊娠維持に重要だが、市販妊娠検査薬が直接検出する物質ではない。
4.hPL〈ヒト胎盤性ラクトゲン〉:胎盤から分泌されるが、通常の妊娠反応検査の標的ではない。
5.hCG〈ヒト絨毛性ゴナドトロピン〉:着床後に増加し、尿中・血中で抗体により検出されるホルモンである。
覚えるポイント
妊娠反応はhCGを検出する。ただし陽性だけで正常な子宮内妊娠は確定しない。