109PM008第109回 助産師国家試験 過去問

胎児の臓器の成熟について正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

胎児心拍数は妊娠初期に高値となった後、在胎9週頃から自律神経成熟に伴って徐々に低下します。

解説

胎児心拍は妊娠5〜6週頃から確認され、9〜10週頃に一時高値となった後、迷走神経を含む調節機構の成熟で基線が徐々に下がります。肺サーファクタントはおおむね妊娠24週頃から産生が増え、十分量に近づくのはさらに後です。胎児尿は妊娠初期から産生され、妊娠中期以降の羊水の主要な供給源になります。造血の中心は卵黄囊から肝臓、さらに骨髄へ移ります。

選択肢の確認

1.在胎9週ころから心拍数は徐々に減少する。:在胎9週頃をピークに心拍数は徐々に低下するため正しい記述です。
2.在胎16週ころから肺サーファクタントの産生が開始する。:肺サーファクタントの有意な産生は一般に妊娠24週頃以降で、16週頃からという説明は早すぎます。
3.在胎20週ころから尿の産生が開始する。:胎児尿の産生は20週より前の妊娠初期から始まっています。
4.在胎30週ころ肝臓が造血の中心となる。:造血の中心は妊娠中期に肝臓から骨髄へ移り、30週頃に初めて肝臓が中心になるのではありません。

覚えるポイント

胎児発達は「心拍は9週頃から低下」「尿は初期から」「サーファクタントは24週頃から」と整理します。

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