109AM034|第109回 助産師国家試験 過去問
子宮内胎児死亡の原因検索として行われる検査で正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・5
正答
2、5
この問題のポイント
子宮内胎児死亡では、胎児・胎盤・母体の三方向から原因を検索し、胎盤病理と母体の抗リン脂質抗体を重要項目として調べる。
解説
胎盤の梗塞、感染、血栓、剝離、臍帯異常などは胎児死亡の原因を示すことがあり、肉眼・病理検査が重要である。母体の抗リン脂質抗体は胎盤血栓や妊娠合併症と関連するため、原因検索に含まれる。遺伝学的検査が必要な場合は胎児・胎盤組織を適切に採取するが、羊水検査や夫婦の染色体検査を全例に一律実施するわけではない。死亡後の臍帯動脈血液ガスは、生存胎児の分娩時状態を評価する用途とは異なり原因検索の中心にならない。
選択肢の確認
1.羊水検査:感染・遺伝学的評価で選択される場合はあるが、死産後の原因検索で一律に行う基本検査ではない。
2.胎盤の病理検査:血栓、梗塞、感染、剝離など胎児死亡に関わる所見を評価する重要な検査である。
3.夫婦の染色体検査:胎児の異常所見や反復歴など適応を検討して行い、全例の基本検査ではない。
4.臍帯動脈血液ガス分析:出生直後の児の低酸素状態評価に用いる検査で、死亡原因検索の中心ではない。
5.母体の抗リン脂質抗体の検査:胎盤血栓や胎児死亡に関係する抗リン脂質抗体症候群を評価できる。
覚えるポイント
死産原因検索は胎盤を必ず重視し、母体側では抗リン脂質抗体などを確認する。