60PM089|第60回 作業療法士国家試験 過去問
女性に有病率の高い疾患はどれか。
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正解: 1
正答
1.関節リウマチ
この問題のポイント
性別に偏りがある疾患を識別する力は、臨床現場で重要な判断材料です。作業療法士が患者の生活行動(ADL)や環境適応を評価する際、疾患の性別偏りを理解することで、早期に適切な介入を設計できます。
解説
女性に有病率が高い疾患を選ぶ問題です。関節リウマチは、女性に特に多く見られる自己免疫疾患で、男性より女性に多く、多関節・対称性・朝のこわばりといった特徴から、臨床で頻出します。この性別差は、患者の生活支援(例:作業のしやすさ、日常生活の制限)に直接影響し、作業療法の介入設計においても重要です。
一方、他の選択肢は性別偏りが逆または特異的です。強直性脊椎炎は男性に多く、大腿骨頭すべり症や特発性大腿骨頭壊死は思春期の男性や肥満傾向の男性に多く、腰椎椎間板ヘルニアも男性にやや多い傾向です。これらの疾患は女性に比べて有病率が低いです。
選択肢の確認
1.関節リウマチ:女性に有病率が高い。正解。
2.強直性脊椎炎:男性に多い。誤り。
3.大腿骨頭すべり症:男性に多い。誤り。
4.特発性大腿骨頭壊死:男性に多い。誤り。
5.腰椎椎間板ヘルニア:男性にやや多い。誤り。
覚えるポイント
「女性に多い=関節リウマチ」をキーワードに。自己免疫疾患や内分泌系疾患の性別偏りを、作業療法の現場で「誰に何が影響を与えるか」を考えて覚えてください。