45AM056|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
弱視訓練に用いる遮閉具の写真(別冊No. 4)を別に示す。正しいのはどれか。2 つ選べ。

2つ選択
解答・解説を見る
正解: 2・5
正答
2、5
この問題のポイント
写真の遮閉具(半透明の遮閉膜やアイパッチ)の適応を判断する問題です。
解説
半透明の遮閉膜(Bangerterフィルタなど)や眼鏡装着型の遮閉具は、皮膚に直接貼らないため皮膚への負担が小さく、外見上も受け入れられやすい一方、遮閉効果は完全遮閉より弱くなります。
そのため、視力差が比較的小さい不同視弱視や、遮閉の必要性を理解して外さずに装用できる年齢の児に適します。中心固視不良の斜視弱視や片眼先天白内障術後の重度弱視では、より強力な完全遮閉が必要です。
選択肢の確認
1.皮膚への負担が大きい。
誤り。皮膚に直接貼らないため皮膚への負担はむしろ小さい。
2.不同視弱視に適している。
正しい。視力差の比較的小さい不同視弱視に適している。
3.中心固視不良の斜視弱視に適している。
誤り。中心固視不良の斜視弱視には強力な完全遮閉が必要である。
4.片眼先天白内障術後の弱視訓練に適している。
誤り。片眼先天白内障術後の重度弱視には完全遮閉が必要である。
5.弱視訓練の必要性を理解できる年齢の児に適している。
正しい。自分で外してしまわない、必要性を理解できる年齢の児に適している。
覚えるポイント
- 完全遮閉=アイパッチ。強力だが皮膚負担とコンプライアンスが課題。
- 部分遮閉=Bangerter膜・眼鏡装着型。軽症例や維持期に。
- penalizationはアトロピン点眼による薬物的遮閉。