45AM057|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
弱視訓練について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
弱視訓練の進め方についての正誤を問う問題です。
解説
弱視訓練で視力が伸びない場合、まず疑うのは装用・遮閉のコンプライアンスです。眼鏡や遮閉具が実際に指示どおり使われているかを保護者と確認し、そのうえで器質的疾患の見落としがないか再評価します。
遮閉時間は屈折値ではなく年齢と視力差で決めます。形態覚遮断弱視でも原因除去後に視能訓練を行います。不同視弱視では屈折矯正が土台であり、遮閉のみでは不十分です。偏心固視には不完全遮閉ではなく完全遮閉が原則です。
選択肢の確認
1.遮閉時間は屈折値で決める。
誤り。遮閉時間は年齢と視力差で決め、屈折値では決めない。
2.形態覚遮断弱視には視能訓練は行わない。
誤り。形態覚遮断弱視でも原因除去後に視能訓練を行う。
3.眼鏡装用ができない不同視弱視には健眼遮閉のみ行う。
誤り。不同視弱視では屈折矯正が治療の土台であり、遮閉のみでは不十分である。
4.弱視眼の視力が向上しない場合はコンプライアンスを確認する。
正しい。視力が向上しないときはまずコンプライアンスを確認する。
5.偏心固視を伴う弱視にはアトロピン硫酸塩による不完全遮閉が適している。
誤り。偏心固視には完全遮閉が原則で、不完全遮閉は適さない。
覚えるポイント
- 伸びないときの確認順は、コンプライアンス→屈折値→器質疾患。
- 遮閉時間は年齢と視力差で決める。年少児は過矯正弱視に注意。
- 偏心固視には完全遮閉。