45PM067|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
52 歳の女性。健康診断にて眼底の異常を指摘された。健康診断時の眼底写真(別冊 No. 4)を別に示す。自覚症状として考えられるのはどれか。

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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
眼底写真の所見から疾患を推定し、その自覚症状を答える問題です。
解説
健康診断で偶然発見される眼底異常で、骨小体様色素沈着・血管狭細化・蝋様蒼白乳頭がそろえば網膜色素変性です。杆体の障害が先行するため、初発症状は夜盲です。
複視は眼球運動障害、大視症は網膜の伸展(黄斑前膜など)、光視症は硝子体牽引、虹視症は角膜浮腫(急性緑内障発作)でみられる症状で、いずれも本症の症状ではありません。
選択肢の確認
1.複視
誤り。複視は眼球運動障害でみられる症状である。
2.夜盲
正しい。杆体障害による夜盲が網膜色素変性の初発症状である。
3.大視症
誤り。大視症は黄斑前膜など網膜の伸展でみられる。
4.光視症
誤り。光視症は硝子体牽引でみられる。
5.虹視症
誤り。虹視症は角膜浮腫(急性緑内障発作など)でみられる。
覚えるポイント
- 網膜色素変性の三主徴=夜盲・視野狭窄・骨小体様色素沈着。
- 杆体が先に障害されるため夜盲が初発症状。
- 進行すると輪状暗点→求心性視野狭窄→視力低下。