46AM011|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
光干渉断層計〈OCT〉について正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 3・4
正答
3、4
この問題のポイント
OCTの原理と臨床上の特性を問う問題です。
解説
OCTは近赤外光の低干渉性を利用して網膜の断層を描出し、網膜厚の定量測定が可能です。黄斑部だけでなく視神経乳頭周囲の神経線維層厚も測定でき、緑内障の早期診断に用いられます。
正常者の黄斑部は中心窩が陥凹して描出されます。近赤外光は中間透光体の混濁の影響を受けにくく、軽度の白内障では測定に大きな支障はありません。
選択肢の確認
1.遠赤外光を使っている。
誤り。使用するのは遠赤外光ではなく近赤外光である。
2.黄斑部以外は測定できない。
誤り。黄斑部以外に視神経乳頭周囲も測定できる。
3.網膜の厚さの測定が可能である。
正しい。網膜厚の定量測定はOCTの主要な機能である。
4.正常者の黄斑部は陥凹して見える。
正しい。正常者の黄斑部は中心窩が陥凹して描出される。
5.軽度の白内障で測定は困難になる。
誤り。軽度の白内障では測定は可能である。
覚えるポイント
- OCT=近赤外光の低干渉。非侵襲・非接触で数μmの分解能。
- 網膜厚・神経線維層厚・乳頭形状の定量が可能。
- 高度の混濁や硝子体出血では測定困難になる。