46AM064|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
右への顔の回転で症状が軽快するのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
右への顔回しで症状が軽快する病態を選ぶ問題です。
解説
右へ顔を回すと視線は相対的に左方へ向くため、**左方視が楽になる(右方視を避けられる)**病態で症状が軽快します。
左上斜筋麻痺では右下方視で上下偏位が最大になりますが、代償として頭部を右へ傾け、顔を右に回す頭位をとることが知られています。右MLF症候群は右眼の内転障害(左方視で複視)、左外転神経麻痺は左方視で複視、右Duane症候群Ⅱ型は右眼内転障害(左方視で複視)、右側方に静止位のある眼振では顔を左に回します。
選択肢の確認
1.左上斜筋麻痺
正しい。左上斜筋麻痺では顔を右に回す代償頭位で症状が軽快する。
2.右MLF 症候群
誤り。右MLF症候群では右眼の内転障害により左方視で複視が生じる。
3.左外転神経麻痺
誤り。左外転神経麻痺では左方視で複視が生じる。
4.右Duane 症候群Ⅱ型
誤り。右Duane症候群Ⅱ型では右眼の内転障害により左方視で複視が生じる。
5.右側方に静止位のある先天眼振
誤り。右側方に静止位のある眼振では顔を左に回す。
覚えるポイント
- 顔回しの向きと逆の方向が、避けたい視方向。
- 上斜筋麻痺の代償頭位=健側への頭部傾斜+顔回し+顎引き。
- 眼振では静止位を正面にする向きへ顔を回す。