47PM064|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
顔を右に回して見る眼振の患者にプリズム療法を行うときに適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
眼振の代償頭位に対するプリズム療法の基底方向を問う問題です。
解説
顔を右に回して見るということは、静止位が左方にあることを意味します。プリズムで像を左方へずらせば、正面を向いたまま眼球が静止位(左方視の位置)に来るため、頭位を改善できます。
像を左方向へ動かすには、プリズムの頂点を左に、基底を右に向けます。すなわち**右眼は基底外方(右側)、左眼は基底内方(右側)**となり、両眼のプリズムの基底を同じ向き(右)にそろえます。
選択肢の確認
1.右眼 基底外方/左眼 基底外方
誤り。両眼とも基底外方では両眼の像が逆方向に動く。
2.右眼 基底外方/左眼 基底内方
正しい。右眼基底外方・左眼基底内方で両眼の像を左方へずらせる。
3.右眼 基底内方/左眼 基底外方
誤り。基底の向きが逆で、像が右方へ動く。
4.右眼 基底内方/左眼 基底内方
誤り。両眼とも基底内方では両眼の像が逆方向に動く。
5.右眼 基底上方/左眼 基底上方
誤り。基底上方は上下の偏位に対するものである。
覚えるポイント
- 眼振のプリズム療法は、両眼の基底を同じ向きにそろえる。
- 静止位が左=像を左へ動かす=基底は右向き(右眼外方・左眼内方)。
- 手術(Kestenbaum法)の前に効果を試す目的でも用いる。