52AM019|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
O1 を中心にr1 の半径で回転した曲面と、それに直交するO2 を中心にr2 の曲率半径で回転した曲面の図(別冊No. 2)を別に示す。ただし、r1 ≠r2 である。この曲面を持つレンズの名称はどれか。

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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
2つの異なる曲率をもつレンズの名称を問う図問題です。
解説
直交する2方向で異なる曲率半径をもつ曲面(トーリック面)を備えたレンズをトーリックレンズといいます。ラグビーボールの表面のような形状で、乱視の矯正に用いられます。
円柱レンズは一方向にのみ度数をもち他方向は度数0、非球面レンズは周辺の収差を減らすため中心から周辺へ曲率を変えたもの、メニスカスレンズは凸面と凹面を組み合わせた形状、レンチキュラーレンズは中央部にのみ度数をもたせて周辺を薄くしたレンズです。
選択肢の確認
1.円柱レンズ
誤り。円柱レンズは一方向のみに度数をもち、他方向は度数0である。
2.トーリックレンズ
正しい。直交する2方向で異なる曲率をもつのがトーリックレンズである。
3.非球面レンズ
誤り。非球面レンズは中心から周辺へ曲率を連続的に変えたものである。
4.メニスカスレンズ
誤り。メニスカスレンズは凸面と凹面を組み合わせた形状のレンズである。
5.レンチキュラーレンズ
誤り。レンチキュラーレンズは中央部にのみ度数をもたせたレンズである。
覚えるポイント
- トーリック面=直交2方向で曲率が異なる。乱視の矯正に用いる。
- 円柱レンズ=一方向のみ度数をもつ(軸方向は度数0)。
- トーリックコンタクトレンズは軸の回転を防ぐ設計(プリズムバラスト)を伴う。