54PM012|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
眼内に入射する光線の軌跡と、瞳孔中心からの距離と相対視感度の関係(別冊 No. 1)を別に示す。この図から読み取れるのはどれか。

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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
入射位置による視感度の違いを問う図問題です。
解説
Stiles-Crawford効果は、瞳孔中心を通る光ほど明るく感じ、瞳孔周辺を通る光は暗く感じるという現象です。錐体が視軸方向に配列していて、斜めから入る光への感度が低いことによります。
この効果により、瞳孔周辺を通る収差の大きい光線の影響が相対的に減り、実質的に光学的性能が改善します。図の相対視感度が瞳孔中心で最大となる曲線がこれを示しています。
選択肢の確認
1.学習効果
誤り。学習効果は繰り返しによる成績の向上である。
2.プラセボ効果
誤り。プラセボ効果は偽薬による効果である。
3.プリズム効果
誤り。プリズム効果は光線の偏向である。
4.Purkinje 移動
誤り。Purkinje移動は暗所視で比視感度が短波長側へ移る現象である。
5.Stiles-Crawford 効果
正しい。瞳孔中心を通る光ほど明るく感じるのがStiles-Crawford効果である。
覚えるポイント
- Stiles-Crawford効果=錐体の指向性による。瞳孔中心の光が最も明るく感じる。
- 周辺の収差の大きい光線の影響を相対的に減らし、光学性能を改善する。
- 杆体ではこの効果は弱い(暗所視では現れにくい)。