46PM001|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
上眼窩裂を通過するのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 1・5
正答
1、5
この問題のポイント
上眼窩裂を通過する構造物を問う解剖の問題です。
解説
上眼窩裂は蝶形骨大翼と小翼の間の裂隙で、動眼神経・滑車神経・外転神経、三叉神経第1枝である眼神経(涙腺枝・前頭枝・鼻毛様体枝)、上眼静脈が通ります。眼球運動に関わる脳神経がすべてここを通るため、上眼窩裂症候群では全眼筋麻痺となります。
眼動脈と視神経は視神経管を通ります。顔面神経は内耳孔〜茎乳突孔、前庭神経は内耳孔を通り、いずれも眼窩を通りません。
選択肢の確認
1.眼神経
正しい。眼神経(三叉神経第1枝)は上眼窩裂を通過する。
2.眼動脈
誤り。眼動脈は視神経とともに視神経管を通る。
3.顔面神経
誤り。顔面神経は内耳孔から入り茎乳突孔を出る。
4.前庭神経
誤り。前庭神経は内耳孔を通る。
5.外転神経
正しい。外転神経は上眼窩裂を通過する。
覚えるポイント
- 上眼窩裂=Ⅲ・Ⅳ・Ⅵ脳神経+眼神経(Ⅴ1)+上眼静脈。
- 視神経管=視神経+眼動脈。
- 上眼窩裂症候群=全眼筋麻痺+眼瞼下垂+前額部の知覚障害。