55PM018|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
眼窩のMRI T1 強調冠状断(別冊No. 2)を別に示す。左眼上斜視および外方回旋斜視の原因と考えられるのはどれか。

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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
眼窩MRI冠状断から責任筋を同定する図問題です。
解説
左眼の上斜視と外方回旋という組合せは、**左上斜筋の麻痺(あるいは萎縮)**を示します。上斜筋は下転と内旋を担うので、その機能が失われると患眼が上斜視となり外方回旋します。
眼窩MRIの冠状断では、上斜筋は**眼窩の上内側(上直筋の内側)**に小さな断面として描出されます。その位置の筋が萎縮・菲薄化していれば診断が確定します。
選択肢の確認
1.①
誤り。この位置の筋は上斜筋ではない。
2.②
誤り。この位置の筋は上斜筋ではない。
3.③
正しい。眼窩上内側に位置する上斜筋が責任筋である。
4.④
誤り。この位置の筋は上斜筋ではない。
5.⑤
誤り。この位置の筋は上斜筋ではない。
覚えるポイント
- 上斜筋=眼窩の上内側を走行。冠状断では上直筋の内側に小さく描出される。
- 上斜筋麻痺=患眼の上斜視、外方回旋、V型斜視、健側への頭部傾斜。
- 先天性では上斜筋の低形成がMRIで確認できることがある。