46PM020|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
羞明の原因となるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
羞明(グレア)を生じる光学的現象を問う問題です。
解説
前方散乱は、角膜や水晶体の混濁によって光が網膜方向へ広く散らばる現象です。網膜像に一様なベールがかかってコントラストが低下し、まぶしさとして自覚されます。白内障・角膜混濁による羞明の本態です。
回折は多焦点IOLの設計原理、色収差は波長による屈折差、球面収差・コマ収差は像の形の乱れで、いずれもグレアの主因ではありません。
選択肢の確認
1.回折
誤り。回折は多焦点IOLの光学設計に用いられる現象である。
2.色収差
誤り。色収差は波長による屈折差で、像の色にじみを生む。
3.前方散乱
正しい。前方散乱により網膜像にベールがかかり羞明が生じる。
4.球面収差
誤り。球面収差は周辺光線の焦点ずれで、羞明の主因ではない。
5.コマ収差
誤り。コマ収差は斜入射光による像の尾引きで、羞明の主因ではない。
覚えるポイント
- 前方散乱=コントラスト低下+羞明。白内障・角膜混濁が主因。
- 後方散乱=混濁が白く見える現象(観察者側から見える)。
- 散乱の定量にはstraylight meterを用いる。