46PM050第46回 視能訓練士国家試験 過去問

右滑車神経麻痺でみられるのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: 2・5

正答

2、5

この問題のポイント

滑車神経麻痺(上斜筋麻痺)の所見と代償頭位を問う問題です。

解説

右滑車神経麻痺では右上斜筋が働かず、右眼が上斜視となり、内旋不足による外方回旋偏位が生じます。代償頭位は、右眼の上斜視を減らすために頭部を左(健側)へ傾け、上斜筋の下転作用の不足を補うため顎を下げます。

Bielschowsky頭部傾斜試験では、右へ頭部を傾けると右眼が上転して陽性となります。内転位での下転(内下転)が障害されるのであって、内上転障害はBrown症候群の所見です。

選択肢の確認

1.内方回旋偏位がある。
誤り。上斜筋麻痺では内旋が不足し外方回旋偏位となる。

2.顎を下げて見ている。
正しい。上斜筋の下転作用の不足を補うため顎を下げる頭位をとる。

3.首を右側に傾けて見ている。
誤り。頭部は健側(左)へ傾ける。

4.右眼内上転が障害されている。
誤り。障害されるのは内下転であり、内上転障害はBrown症候群の所見である。

5.右への頭部傾斜試験で右眼が上転する。
正しい。右への頭部傾斜試験で右眼が上転し陽性となる。

覚えるポイント

  • 上斜筋麻痺=患側の上斜視+外方回旋+健側への頭部傾斜+顎下げ。
  • Bielschowsky試験=患側への頭部傾斜で患眼が上転すれば陽性。
  • Parksの3 step法で責任筋を絞り込む。

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