50PM050|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
右眼の滑車神経麻痺において正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 1・5
正答
1、5
この問題のポイント
右滑車神経麻痺(右上斜筋麻痺)の所見を問う問題です。
解説
上斜筋麻痺では下方視で外方回旋と外転が強まるため、V型斜視を呈します。また上斜筋の作用は下方視で最も要求されるので、右下方視で回旋偏位が最大になります。
患眼が上斜視となるので仮像は下方に、外方回旋するので複像は内回しずれとして自覚され、垂直偏位は**左方視(患眼の内転位)**で増加します。
選択肢の確認
1.V 型を呈する。
正しい。上斜筋麻痺ではV型斜視を呈する。
2.仮像は上方に出現する。
誤り。患眼が上斜視となるため仮像は下方に出現する。
3.外回しずれを自覚する。
誤り。患眼が外方回旋するため複像は内回しずれとして自覚される。
4.右方視で垂直偏位が増加する。
誤り。垂直偏位は左方視(患眼の内転位)で増加する。
5.右下方視で回旋偏位が最大になる。
正しい。右下方視で回旋偏位が最大になる。
覚えるポイント
- 上斜筋麻痺=V型斜視、健側への頭部傾斜、Bielschowsky試験は患側で陽性。
- 患眼の内転位(対側への側方視)で上下偏位が最大。
- 下方視で外方回旋が強まるため階段を下りるときに困る。