46PM062第46回 視能訓練士国家試験 過去問

部分調節性内斜視の斜視角で正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

部分調節性内斜視の定義を問う問題です。

解説

部分調節性内斜視は、遠視を完全矯正しても内斜視角が残る病型です。目安として矯正後も10Δ以上の内斜視が残存するものを指します。眼鏡で減らせる分は調節性成分、残る分は非調節性成分と考え、残余角に対して手術を検討します。

下方が上方より大きいのはV型パターン、遠見が近見より大きいのは開散不全型、近見への+3.00 D負荷での変化は高AC/A比の評価です。

選択肢の確認

1.下方が上方よりも10 Δ以上大きい。
誤り。上下方向による差はA-Vパターンの評価である。

2.遠見が近見よりも10 Δ以上大きい。
誤り。遠見と近見の差は開散不全型・輻湊過多型の評価である。

3.遠視の完全矯正で10 Δ以上残存する。
正しい。遠視の完全矯正後も10Δ以上の内斜視が残るものを部分調節性内斜視という。

4.近見に+3.00 D 負荷で遠見と等しい。
誤り。近見への加入レンズ負荷は高AC/A比の評価である。

5.遠見に-3.00 D 負荷で10 Δ以上増大する。
誤り。遠見への凹レンズ負荷は調節を誘発する操作であり定義とは無関係である。

覚えるポイント

  • 調節性内斜視=完全矯正で正位。部分調節性=10Δ以上残存。
  • 残余角に対して手術を検討する。手術量は眼鏡装用下で測定する。
  • 非屈折性(高AC/A比)型には二重焦点眼鏡を併用する。

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